はぐくみ食堂とは
誰もが気軽に立ち寄れるコミュニティースペース付きの食堂です。
自然素材のぬくもりを感じられる空間で、温かい食事と団らん。
ゆったりとした時間をお過ごしください。
「地域のみんなの居場所をつくりたい」
私たちはそんな想いで、熊本県熊本市中央区帯山で、始めた地域子ども食堂も8年目となります。
また、コロナ禍で更に表出化してきた、安心安全に食事を提供するための環境づくりの必要性、もっと多くの子どもたちや、困り感のある方を支えることの必要性等を感じ、熊本市中心部大江のショッピングモールに2号店を開設して3年目になります。
子育て世帯・ひとり親世帯をはじめとした地域の方々に対して『食』を通して、「年齢を問わず地域のみんなが集まり、支え合う場」をこれからも創っていきます。どうか皆さまからの温かいご支援・ご理解をお願いいたします。
深刻な困り感を持ったご家庭や個人様へ
「みんなの居場所」を目指しているこども食堂には、深刻な困り感を持ったご家庭や個人が増えてきています。
こども食堂は8年、ボランティアさんや、学生さんたちの力を借りながら運営してきました。
現在は週1回程度開催。年間100回程度開催しています。
もともと福祉の事業所なので、単にお子さんに食事を提供するのではなく、「多世代が交流できる地域にあるみんなの居場所」という位置づけで、年齢を問わず、来られる方の課題を小さくしていくための手段の一つとして、日々取り組んでいます。
高齢の方はコロナ禍で人に会えない中で、「久しぶりに人と話した。とても嬉しかった。生きていてよかった。」とお話しいただき、また、お母さん方は、誰に相談していいかわからないことも聞いてもらえることで、「直接話せて気持ちも軽くなった、また子育てを頑張りたい!」との言葉をもらっています。
子どもたちは、家族ではない高校生や大学生、そして大人の人から褒めてもらい、一緒に過ごし、ご飯を食べることもでき、笑顔が広がっています。
元気を与えるこども食堂から、運営している私たちも元気をいただいているところです。
そんな居場所で育った子どもたちが成長し、その時の経験をもとに、今度はボランティアや企画者として、将来、自分の住む地域のことに参画してもらえるよう、循環する仕組みも目指しています。
しかし、コロナ禍で以前にも増して複雑で、深刻な困り感を持ったご家庭や個人のご利用が増えてきています。
食堂に来られた時も含めて、毎週食材を取りに来られる方が増えている現状と共に、学校がお休みで給食がない時期の食事について気にされているご家庭は多く、家計的にも働きにいかなくてはならないが、それでも買い置きなどの食材を買う余裕がないなどのお話も聞きます。
また、お仕事の出勤日や仕事時間が減り、高校や大学などの学費の工面ができないとの相談もあり、支援先や奨学金について情報をお伝えしたり、近くの食堂の開催日時などをお知らせしたりしています。
「みんなの居場所」を目指しているこども食堂には、このように複雑な困り感を持った方々のご利用が 増えてきています。
皆様からのご支援でできること
今だからこそ、人と人とがつながる仕組みや、相互で気にかけたり助け合える仕組みが必要だと感じ、今回新しいこども食堂をOPENすることに決めました。
政令指定都市の中心部にほど近く、映画館、衣料品店や飲食店、全国展開の食料品店などが混在する複合商業施設の中でのOPENです。人の集まりやすい場所で茶話会をするなど日常から少し離れ、息を抜ける居場所となるように人が支えあう仕組みを構築していきます。
「はぐくみ食堂 大江」について
●提供するサポートの内容
①子どもから高齢者まで誰もが利用できる地域・こども食堂の運営(子ども0円 大人300円)
②学習支援…主に小中学生対象
③フードパントリー※1…常勤職員を配置し、開所時に食材などをお渡しする拠点になります。
④相談機能…困り感を持つ親御さんのご相談などを各種専門職におつなぎしたり、お話を聞いたりいたします。
⑤防災を考える拠点…年々災害も多くなってきているので、防災や減災への啓発の活動拠点の一つとなり、学習会などを行います。
●場所
〒862-0971 熊本県熊本市中央区大江4丁目2−65 グランパレッタ熊本 1F ポムの樹跡
●運営開始時期
2021年8月18日
●利用時間
地域・こども食堂
会食時間:土曜日 17:00~19:00
学習・交流時間:土曜日 14:00~16:00
地域・こども食堂の運営は地域の学生さんを中心として、実施しています。
地域の財産でもある若い力をお借りして、また企画力・運営力を培う場の一つとして、食堂を利用してもらいたいと考えています。身近な地域で社会貢献をしたい、優しい地域づくりに貢献したいと想う熱い気持ちを持った学生さんのお力をお借りしたいです。
私自身がそうだったのですが、若いころに地域のことに取り組んでいたことで、さまざまな方と交流することで視野が広がり、とても大切な経験をすることができました。その後、県外に出ても地元のことがいつも頭の隅にありました。また遠い将来においても、地域に何も縁がなかった子どもたちと比べ、故郷に戻ってくる確率が高いといわれています。
社会貢献意欲の高い若い人材の発掘、そして人権等の基礎学習会などを行い、優しい地域づくりに貢献していきたいと考えています。
※1:フードパントリー【FOOD PANTRY】とは、「誰もが食に困ったときに無償で食の支援が受けられる場所(活動)」です。その時にある食品や日常の生活用品などが中心になりますが、フードパントリーで配付する食品は、主にフードバンクに集まった「もったいない」食品や、フードドライブで集まった家庭で余 っている食品、地元企業や農家さんから提供を受けた食品などです。食品ロス削減に寄与すると同時に、地域で課題を抱えた家庭と直接つながるきっかけとなる活動です。顔の見える関係でつながることで世帯の自立を支援し、地域で子どもを育てることを目的としています。
これからの展望について
これまでの8年間の地域・こども食堂運営の実績を活かして、将来は、単なるこども食堂の運営だけではなく、以下のようなことも検討しています。
①飲食業界では、店舗形式から、キッチンカー等の移動販売形式へと移行してきており、営業場所や仕込みの場所などに苦慮している方々へキッチンを貸出し、将来的に仕入れや仕込みの代行を行う。
②フリーズドライ等の加工を行うことで、長期保存用、災害備蓄用に適するようになり、大幅な廃棄削減を可能にする。
こども食堂・地域食堂などの交流の拠点を作ることで、地域の方がより安心して安全に過ごせるような状態を作ることができるはずです。
今回の挑戦は、いわゆる食事難民の問題解決や、コミュニティ形成の場をつくるための土台としていきます。
コロナ禍で後退してしまった、地域の高齢者、生活困窮者、子育て世代をはじめとする方々に対して『食』を通して支援を行い、地域コミュニティの再構築を行うための第1歩となる挑戦です。
どうか皆さまから温かいご支援をよろしくお願いいたします。
ご支援いただいた皆様
10,000円コース |
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細河 美由紀 様 |
直博 様 |
パワーストーンカフェ玉Gyoku(山本久美子 様) |
余語令子 様 |
やまとGo 八政 様 |
一般社団法人 WISDOM10 様 |
清人 様 |
KIYOMI 様 |
にいみ ひろこ 様 |
しみずハウス 様 |
FUJITA 様 |
堀 様 |
30,000円コース |
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有限会社マインド・エボリューション 様 |
TATSUHIKO 様 |
MAYUMI 様 |
浅井省一 様 |
ryouiti 様 |
Viento 吉川万里 様 |
Famille 様 |
石塚恵未 様 |
沖春美 様 |
ODA 様 |
50,000円コース |
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税理士法人 近代経営 様 |
野村ファミリー 様 |
山添リカ 様 |
宇佐美 由美 様 |
蓑田えり 様 |
kitaoka 様 |
nomura 様 |
100,000円コース | ロゴ |
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Kimi Nomu 様 | |
pokmon 様 | |
株式会社エヴォルト 様 | |
廣岡中小企業診断士事務所 様 | |
株式会社 長尾電工 様 | |
八代の由美様のお母様 | |
新産住拓 様 | |
1社)自立のための生活経済教育推進協議会 陣内恭子 様 | |
熊本市大江 小山田 様 | |
株式会社ワイズ・リーディング 様 | |
shigeyo 様 | |
村上洋一 様 | |
村上淳子 様 | |
ぷありり 様 | |
天萬堂 上妻由美子 様 | |
伊藤 毅 様 | |
DOBLE K 様 |
200,000円コース |
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緒方莞爾 様 |
ご支援上のご注意
●本プロジェクトのリターンのうち、【HPへのお名前記載】のリターンの条件詳細については、こちらのページの「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
マルシェ
はぐくみ食堂の店頭スペースにて、定期的にマルシェを開催します。
生産者自らが農産品を販売し、作り手が見える安心・安全な食材を購入することができます。
また、農産品をオンラインショップでも購入できるサービスを企画中。
熊本地震など、災害によって被災した作り手の救済にも貢献していきます。
加工・販売
地域の生産者と一緒に、地元の農産品を生かした食品の加工・販売を予定しています。
施設案内
はぐくみ食堂
(運営:はぐくみ・コミュ)
所在地:
〒862-0924
熊本県熊本市中央区帯山3-20-14